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業務システム開発での経営者や上司の役割とは何?

業務システム開発して導入するには、
経営者や上司の協力が不可欠です。

経営者や上司が、自ら開発できなくても、是非やってもらいたい役割があります。

小さな会社では経営者が自ら、普通は上司の役割となるでしょう。

(1)人選
業務システムを開発する社員を選びます。
「どんな社員が適しているか?」についてはコツがあります。
それについては、後で詳しく説明します。

(2)権限を与える
システム開発を行なう社員に、大きな権限を与えます。

なぜなら、中には協力しない社員も出てくるからです。

昔からの仕事の手順に慣れている先輩社員の中には、
業務システムの導入に反対する人が出てくることがあります。

その人達は、いろいろ理由を言いますが、
つきつめると、「使い方を知らない」だけだったりしますがw

(3)システム導入を明確にする
経営者や上司が、強い態度でシステム導入を推し進めることを明確にするべきです。

経営者や上司が、「必ず行なう」と言えば、先輩社員も諦めます。

会社の方針に反対すると、自分の評価が下がるので、むしろ積極的に協力するようになるかも(笑)

(4)時間を与える
システム開発には、時間がかかります。

できれば日常の勤務時間内がベストです。
先輩や同僚の社員に、業務の内容を聞いたりできるので便利です。

また開発する社員が、「これは仕事なんだ」と意識できるからです。

業務システム開発だけには集中できない場合は、
午前中は日常業務を行い、午後からシステム開発とかどうでしょうか?

残業で行なうことは、あまりおすすめしません。

人は残業することが決まっていると、日常業務で力をセーブするし、
「やってあげている」感を持ってしまうからです。

もし残業で行なうなら、ちゃんと残業代を支給し、大事な仕事なんだということを意識させるべきです。

これはモチベーションに関わるので、大事なことです。

また、給与にプラスして、能力手当てを与えるのも効果的です。
開発ということで、月5千円とか1万円くらいでも。

(5)予算をつける
この入門講座では、できるだけコストをかけずに、タダでシステム開発する方法を教えます。

でも最低限のソフトウェアは必要になることもあります。
例えばデータベースソフトとか。

またちょっとした参考書籍代くらいは、予算をつけてあげましょう。

くれぐれも社員の自腹にならないように。

(6)褒める
人間は褒めると伸びます。
「ありがとう」とか、
「仕事がこんなに効率的になった」とか周りに言われると、

「もっとよいシステムにしよう!」とやる気がでますから。



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